事故対応要員の無断外出発覚事案に
7月12日(月)に、四国電力(株)、愛媛県に対して「保安規定逸脱の長期公表遅れは許されず、伊方原発廃炉を求める申入れ」を行い、国の原子力規制委員会には申入れ書を郵送しました。
四国電力原子力本部には須藤昭男事務局長など5名が参加。事前に連絡が入れてありましたが、前回6月25日の申入れの時と同様、コロナ禍を理由に部屋には通されず、玄関フロアでのやり取りとなりました。
申入れ書を読み上げ、原子力本部の大野氏に申入れ書を手渡したあと、25分ほど立ったままで今回の「保安規定抵触」の事実経過の疑問点などを口頭で問いただしました。四電側は近日中に調査の結果を公表するとの回答でした。
続いて、県知事宛ての申入れについては、須藤事務局長など4名が県庁に田中裕文・原子力安全対策推進監を訪問し、申入れ書を読みあげたのち直接手渡しました。田中推進監は国の原子力規制委員会在任中に東京で3・11を経験しているとし、今回の申入れについてはしっかりと知事に伝えると神妙な表情で応答しました。