10月22日、第37回伊方集会(原発さよなら四国ネットワーク主催、伊方原発反対八西連絡協議会、八幡浜・原発から子どもを守る女の会、伊方から原発をなくす会共催、伊方原発をとめる会協賛)が開催され、四国や九州から40数人が伊方ゲート前に集まりました。
ゲート前には横断幕、のぼり旗、プラカードが林立し、集まった各グループが伊方原発3号機の廃炉を訴えました。
「伊方原発をとめる会」からは和田宰事務局次長が、「松山地裁では、中央構造線が活断層との指摘がいくつもあったのに四電は原発を建設した。活断層と認めたのは、建設後に裁判で活断層と確定してからだったことが明らかになっている。本来、あってはならない原発だ。しかも膨大な熱量の7割を海に捨てている。時代遅れだ。既にある蓄電技術を活用すれば再エネで電気をまかなえる」と訴えました。
四電社長宛の抗議要請文を手渡す
集会の最後に参加者一同から四国電力・長井啓介社長に宛てた「抗議要請文」が読み上げられ、代理で出てきた伊方発電所総務課長に手渡されました。
コロナ禍で4年振りの交流会
13時から伊方町立佐田岬半島ミュージアムの会議室で交流会が開催され、各地からの活動報告がありました。「伊方原発をとめる会」からは、第38回口頭弁論(11月21日)、そして第39回口頭弁論(12月12日、最後の口頭弁論)と、「裁判報告集会」が来年1月14日(日)に予定されていることをお知らせしました。