松山市駅前坊っちゃん広場 ↑
大洲 産直市 “愛たい菜”前 ↓ 今治 市役所前・広小路 ↓
「忘れない 東日本大震災、くり返さない 原発事故」13周年 おおず行動
大洲市では「大洲環境とエネルギー研究会」など5つの市民団体の共催で、産直市 “愛たい菜”前にて、幕、のぼり、プラカードなどを掲げ、リレートーク、うたごえ、腹話術などで原発廃炉を訴えました。また、当日配布120枚チラシの受け取りもいつになくよい反応でした。
終了後、5団体代表が市役所を訪問し、市長と市議会議長宛ての申し入れ書を手渡しました。四電と首相への申し入れ書は郵送しました。
おおず行動のチラシPDF 大洲 24 311行動ちらし_8
「原発NO!3.11今治統一宣伝行動」
3月11日午前11時55分から約1時間、今治市役所前・広小路で「原発NO! 3.11今治統一宣伝行動」を実施。政党・団体の違いを超えて 18人が参加、「福島をくり返さない!!」、「 伊方原発いらない!!」の横断幕や「伊方原発は廃炉に!」などのプラスターを掲げ、晴天で行き交う人の多い市街地で宣伝行動を行ないました。大沢 守事務局長や大澤哲朗事務局員など6人がスピーチ、それぞれの想いをアピールしました。
「福島原発事故は終わっていない。原子炉の底辺に崩れ落ちた880トン(4トントラックで220台相当)の核燃料デブリ(人が近づけば即死する強烈な放射線を放出している)を取り出す方法は今も見つかっていない。海に放出している汚染水は海水で薄めただけで「処理水」ではない。大手の新聞、テレビは政府に迎合し国民に真実を伝えていない。」
「能登半島地震では志賀原発でトラブルが続出、「あわや大惨事」寸前になった。何より避難経路は「絵に描いた餅」で全く避難できないことが明白になった。伊方原発も半島の付け根にある。南海トラフ地震で事故を起こせば避難できない。」
「1日も早く廃炉にすること。伊方原発訴訟は6月に結審、早ければ年内の判決が予想される。原発NOの世論を大きく広げ勝利しよう」などとアピールしました。
松山市駅前・坊っちゃん広場集会、県庁までデモ行進
坊っちゃん広場は再開発工事のため、屋根付きのベンチが外され、普段と様子が異なるなか100人程が集いました。オープニングとして、愛媛うたごえ協議会の爽やかなうたごえが響きました。
須藤昭男・伊方原発をとめる会事務局長は開会の挨拶で「能登半島地震で東電原発事故がフラッシュバックした。根拠のない原発安全神話も、福島と能登で終わったはずだ。13年経っても帰ることのできない福島に想いを寄せている」と述べました。
次に、薦田伸夫・伊方原発をとめる弁護団長より、伊方原発訴訟をめぐる談話がありました。薦田弁護士は「東電福島原発事故を受けて、ドイツは去年、ついに脱原発を完了した。日本はどうか。逆断層が何回か爆発して半島になった能登半島では、今回の地震で4mの隆起が起きている。佐田岬半島も逆断層と言われていて、能登半島地震はまさに伊方原発への警告となった。また、能登半島で起きた道路の寸断による孤立集落はそのまま佐田岬半島にも当てはまる。伊方原発周辺の住民は逃げられないということだ。6月18日結審の準備書面でも言及するつもりだ」と話しました。
このあと、中村圭司さん(愛媛県職員労働組合委員長)、大野恭子さん(原発さよなら四国ネットワーク)、今井正夫さん(愛媛労連議長)、垂水栄子さん(サイレント フォールアウト観音寺チーム)の4人の方々のリレースピーチが行われました。
集会宣言、採択される
スピーチに引き続き、「福島をくり返さない 伊方原発はいらない 3・11集会宣言案」が読み上げられ参加者の拍手をもって採択されました。
集会の最後に恒例のパネルアピールを行って、デモ行進となりました。今年は数年振りに銀天街から大街道商店街を杉村千栄さんの透き通ったコールに呼応してシュプレヒコールをしながら行進して県庁前で流れ解散をしました。
集会宣言を四電と県に提出
翌3月12日に、「福島をくり返さない 伊方原発はいらない 3・11集会宣言」を四国電力と県に提出しました。