日向灘沖地震を受けて8月11日「地震はとめられない。でも原発はとめられる!」と伊方原発廃炉を訴える

 8月11日、10時から1時間ほど、市駅前で伊方原発の廃炉を訴えるアクションを行いました。

 当初、「伊方原発今すぐ廃炉!!現地集会」(主催:伊方から原発をなくす会)に参加予定でしたが、8日に日向灘沖でマグニチュード7.1の地震が発生し、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発せられたことから、急きょ現地集会の参加をとりやめ、午前10時から松山市駅前で、伊方廃炉を求めてスタンディングを行いました。

 他方、4人が伊方現地集会に個人的に参加いたしました。

松山市駅前改札口付近でのアクション:

 市駅改札口付近は、夏休みに、お盆休みということで親子連れや友人、カップル、外国人旅行者など多くの人が行きかっていました。

 黄色い手作り横断幕「地震はとめられない。でも、原発はとめられる!」は、よく目立ち思わず足を止める人もかなりいました。

 巨大地震は避けられない、伊方原発3号機の直近には中央構造線活断層帯がある、原発事故との複合災害を考えなければならない、と訴える和田宰事務局次長。

  お盆で帰省中という長野在住の女性が近づいてこられて「地震が怖い。福島原発の事故で長野に避難してきている人もいる。また地震で原発が壊れたら住めなくなるのに、こんな危険なもの、どうしてやめられないのでしょうか」としばらく話し込んでいかれたのが印象的でした。

 配付したうちわ「原発ゼロの日本 YES!」「NO Nukes!」は、大人気で、引き返して受け取りに来る人もあるほどでした。

「伊方原発今すぐ廃炉!!現地集会」

 11時からの伊方ゲート前での現地集会には四国4県から60人程の市民グループが参加しました。

 とめる会有志は、①「伊方原発をとめる会ニュース第48号」(8月9日発行)、②8月31日の学習会チラシ(裁判の争点)、③伊方地域で配布したチラシ、の3点を集会参加者全員に手渡しました。

 集会最後には、四国電力社長宛の、伊方原発3号機廃炉を求める抗議文、申入れなどが読み上げられ、四電社員に手渡されました。

 13時からは伊方町中央公民館に移動し、「伊方原発今すぐ廃炉!集会」となりました。各市民団体からの報告、お知らせなどがあり、今後の運動展開についての意見交換を行いました。 この集会でも、とめる会有志はアピールを行いました。

 次に、「伊方原発3号機廃炉に向けた決議文」を参加者一同で採択。町内を30分程デモ行進して現地集会は終了しました。