2018年12月27日
伊方原発運転差止訴訟(本訴)
原告の第5次募集の訴え
伊方原発をとめる会
事務局次長代行 松浦 秀人
脱原発の願いを形に
近年の原発訴訟では(昨年12月の広島高裁での決定を除いて)、法廷内の審理で明らかにされたことを無視した、住民の敗訴が相次いでいます。原発推進の国の政策に追随する姿勢が露骨なのです。
こうした裁判所の姿勢を変えるには、法廷内での弁護団の奮闘と併せて、反原発・脱原発こそ国民の意思であることを裁判官に知らせることが重要です。
一連の不当な裁判所の判断を国民は承服していないこと、原発をとめてもらいたいと強く願っていることを、端的に裁判官に知らせる方法の一つが、原告数のさらなる増加だと確信します。ご負担をおかけしますが、今回の原告募集をぜひご検討下さい。
なお、伊方原発運転差止訴訟(本訴)は、四国電力を相手に原発の運転停止を求めて2011年12月8日に提訴し、追加提訴により原告数は1338名です。その訴訟とは別に、2015年5月に松山地裁に仮処分を申立てましたが、2017年7月に松山地裁が2018年11月には高松高裁が、それぞれ不当な決定を下しました。
松山地裁の本訴での勝利を
この高松高裁の不当な決定に対して、弁護団と伊方原発をとめる会は、法律判断だけの最高裁への特別抗告をせず、仮処分申請に伴って中断していた松山地裁の本訴を再開させ、徹底的な事実審理を重ねて勝訴を勝ち取るという選択をしました。
このため、間もなく本訴が再開されます。この機会に改めて原告の追加募集を行い、脱原発の国民の願いを原告の大幅増という形で裁判官に知らせたいのです。原告応募を検討される方は、「原告応募を希望される方へ」をお読みください。手続きなどを記しています。
原告を希望される方へ181227 原告応募を希望される方へ
以下手続に必要な書類です
訴訟委任状181227 01 委任状第5次